悲しい時も楽しい時も、いつも君はそばにいた。
雨にぬれて泣いていたあの日も、君は隣にいていっしょに泣いてくれた。
ぼくのすべてが、何よりも大切な君が去っていく。
2度ともどってこない。過ぎ去った時間のように。
無邪気に遊んでいた少年と少女。
幼ない友情が愛に変わる時、時の流れがふたりを引き離した。
フランス革命直前、最愛の人を失った少年は、殺戮で自らの手を血で染めていく。
18世紀末、中部フランスの田園地帯と、恐怖政治のパリを舞台にした悲しい愛の物語
第1部
1,2 3,4,5,6,7,8、
第2部
9,10、11,12