ロンドン塔の入口に立つと、タワー・ブリッジが間近に見える。
この橋の起源はAD1世紀、ローマのクラウディウス帝により作られた。
それから約1000年後1014年、ウェセックス王国のエゼルレッド王が、バイキングとの戦いの最中、敵の進路を断つために、この橋を落とした。
『ロンドン橋落ちた、落ちた、落ちた♪』という有名な童謡は、この時のことを歌ったものと言われている。
やがてバイキングの撤退により、橋はまた再建されるが、1212年、川のパレードを見に押し掛けた群衆を乗せたまま、橋の両側で火事が起きた。逃げ場を失った人々が右往左往しているうちに、木造の橋は焼け落ちた。
水に落ちた人々が救援の船に殺到したため、次々と船が転覆し、3000人もの
死傷者が出た。これを教訓にして、橋は木製ではなく、石造で再建されたのだった。
その再建された橋の上に、ぎっしりと家が建てられたのである。

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参考資料/
ランドマーク世界史/ロンドン塔 講談社
テムズ河 その歴史と文化 相原幸一 研究社 

 (ロンドン博物館にある、17世紀のロンドン橋再現模型) 
    

〜橋の上の輪舞曲(ロンド)〜ロンドン橋の歴史(2)